尾骨骨折後遺症害 自律神経の乱れ
骨折後ほとんどが仙骨と尾骨との関節(仙尾関節)が固まって、尾骨が前方に歪んで曲がっています。痛みはその回りの筋腱軟部組織が血行不良を起こしている状態です。
・骨折後1~2ヶ月以上経っているのに尾骨部の痛みがある。
・尾骨骨折後1年経っているのに尾骨部に痛みがある。排便障害、肛門の緩み、尿漏れ、便秘、痔、などがある。
・尾骨骨折後年数が経っていて、尾骨部の痛みがある。腰痛、首肩凝り、自律神経障害(寝付きが悪い、頭痛、耳鳴り、不安症、生理痛、便秘、やる気が出ない、外へ出たくない)がある。
しっかり交感神経の終末になる尾骨を整えると
交感神経が落ち着いて、副交感神経系が働いて、バランスよく自律神経働けば、
体力は寝て深い睡眠を取れるようになり回復できるような体になり、免疫力も回復します。
交感神経は頭蓋骨の底部から尾骨まで伸びています
となれば尾骨のポジションによって交感神経に与える影響も変わってきそうです。デスクワークが多い現代人は姿勢も悪くなり、活動量も減りますから、体幹が弱まるだけでなく、呼吸も自然に行えてない人が多いでしょうね。猫背になってくると骨盤底筋群のハンモックの張りがたるんできますから、そのたるみが全身に、そして心理面(交感神経)に波及してしまいます。
尾骨のポジションによって姿勢が変わります
奥に尾骨が突っ込んでいると体がバランスを取ろうとして背中が張ってきます。そうなると背骨に影響し、その中の神経に影響するということ、脳脊髄液の循環不良に影響するということです。
尾骨の固着が続ければ
ずっとムダに交感神経が働いていつも過剰に神経が高ぶり、生活に必要なエネルギーの浪費をしてしまい、疲れが取れない、慢性疲労やストレスの過敏状態に陥る。
果ては、自律神経失調症やうつ病にまで発展します。
尾骨が長期に固着していると
骨盤底筋の片側の過緊張や直腸に負担がかかり、直腸がへたってくる。直腸内温度も低く、腸内環境も乱れ、自律神経も乱れ、免疫力も下がり体調も悪い。
精神感情に関与するセロトニンの90%は腸から
リラックス、安心感、幸福感などをもたらし、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。体内にあるセロトニンの割合は、約90%が腸、約8%が血液中、そして脳内に存在するのはわずか約2%。神経伝達物質セロトニンは腸の運動を活発化し、睡眠に関与し、ホルモンにも相互関係があります。
腸を快調がセロトニンが働き体調よし
食事から摂取した必須アミノ酸から、腸内細菌のはたらきでセロトニンのモトがつくられます。それが脳に届くとセロトニンとなり、リラックスや幸福感などの感情を発生させます。腸内環境が良いと十分な量のモトが脳へ送られるため、セロトニンが増えて精神状態が安定する一方、腸内環境が悪いとセロトニンが足りずにイライラや不安感、不眠、慢性疲労、うつ病の原因になります。
尾骨整復術で尾骨が正常になると
骨盤も正常になり、直腸も活気があり開く、直腸温度も温かく、拍動が伝わる。この状態になると腸内環境も良くなり自律神経も体調もいい。免疫力アップ。心身体で体調が良い。臨床上、私の経験から。
(器質的疾患がないことが前提)
●情緒的・肉体的な機能障害/第1チャクラ(会陰)
肉体的な機能障害
慢性の腰痛
坐骨神経痛
直腸腫瘍・ガン
免疫系の疾患
情緒的な機能障害
無気力、慢性的な疲労感
内面の沈黙が得られずいつも心が忙しい
うつ病
孤独感
しっかり交感神経の終末になる尾骨を整えると、
交感神経が落ち着いて、副交感神経系が働いて、バランスよく自律神経働けば、
体力は寝て深い睡眠を取れるようになり回復できるような体になり、免疫力も回復します。
「尾骨を整えて腸よし体調よし」
http://aozora-youtsu.com/2024/09/post-3524.html