臼蓋形成不全 変形性股関節症
臼蓋形成不全、変形性股関節症
股関節の痛みは、股関節に関わってる筋肉のどれかに機能障害が起きて重力負荷を吸収できてないので、直接関節に負担がかかり股関節に痛みを出しているので、機能障害筋の回復がまずは大事になる。そうしないと動くたびに股関節に負担がかかり進行していく。
ここで大事なのは機能障害筋があるということだ。
股関節に関わる筋肉は複数あるが、機能障害筋を先ずは賦活させないと他の筋肉にも負担がかかり緊張状態になり、腰痛や膝痛そして神経を刺激して坐骨神経痛も起こす。
臼蓋形成不全は骨の成長障害なので、それ自体では痛みはでないが、動くことによって、筋肉が衰えやすい更年期、特に女性がその傾向にある、そうなると関節の隙間がなくなり軟骨をすり減らし変形性股関節症となる。
では筋肉を鍛えれば良いのかというと、そうでもない最初は良い感じに思えるが結局日にちが経つと同時に、動いているうちに痛みは出てくる、それは機能障害筋の賦活ができてないからだ。
そうなると動くたびに関節に負担がかかり擦れて歩けないほどの痛みとなり「手術しかない」なんてことになる。
では臼蓋形成不全は必ず変形性股関節症になるのかというと動く限りその傾向が強いと私は思う。
手術は手術で人工骨頭置換術でいいんだが完全に戻る訳ではないこと、手術自体のリスク等もある。
股関節痛で臼蓋形成不全、変形性股関節症と言われてやってはいけないことは、柔軟体操、ヨガ、ジャンプ、スクワット、ジョギングなどがある。
股関節痛で変形性股関節症は骨盤の位置で分かる。
腰痛で臼蓋形成不全で腰痛になっている方も多く見受けられる。
施術治療
筋肉が衰えているから関節が痛くなるのは確かだが、痛みがすでにある場合は、ただむやみに筋肉を鍛えればいいのではだと逆効果になるので、①グロッキー筋の回復⓶関節構成筋のバランス③関節隙間の確保④他の関節との連携ができてからの話になる。