頚椎症 腕の痛みとしびれ
頸椎症 腕の痛みとしびれ
頚椎症は二種に分類されます。
いずれの場合も頚椎自体の変成に起因します。
タイプ2:骨棘の形成による頚椎の変成です。
骨棘が椎間孔に向かって成長していくと、やがて神経圧迫が発生し、強い根性の痛みとしびれを発生します。
症状は
期間を経て進行するので、やはり加齢性の疾患です。
初期は、
左右いずれかの上肢に偏って症状を出し、とにかく強烈な痛みとしびれ、そして、握力の大幅な低下をきたすことに尽きます。
状態
このタイプの頸椎症は、痛みを我慢して首に負担をかけなければ何もしなくても一時的に救われます。頸部神経適応性です。
しかし、やがてこの適応性も崩れ、次のステージに進みます。
年齢が高くなり、筋の自然劣化が加わると筋による骨へのガードが果たせなくなり、頚椎症を発症させます。
筋で言えば、項筋の支持性が大幅に低下したときに頸椎症を発症します。
施術は
周辺筋群の代謝性向上、合わせて項筋の代謝改善により、筋機能を回復させれば、骨棘の成長を止めることが出来ます。
よって、効果的な現状固定がはかることが出来、神経適応性もいい状態に出来ます。
このタイプの頸椎症の施術のポイントは、
当該神経の整合です。従って極めて微弱な神経インパルスを問題のある腕神経叢に送り込み、神経再分極時の終盤電位を上げながら神経整合を果たし、筋閾値を向上させることにより、施術目的を果たします。
※当施術は大阪大学医学部第一内科学心臓病研究室と共同研究し、平成5年にその成果を内科学会で正式に立証したものです。