足首腫れて痛い
足首、腫れて痛い 前に捻挫
後遺傷害型足関節捻挫痛
原因は、多くの場合、足関節捻挫時にずれた関節軸の補正が十分でないか、もしくは、その衝撃で下伸筋支帯が僅かにズレ、それが関節軸の自然整合を阻害している場合が殆どです。
特に、この下伸筋支帯のズレは、靭帯断裂より厄介で、完全断裂であれば、関節軸をズラす大きな原因となりますが、部分断裂の場合、複数であればともかく、一本程度であれば殆ど問題になりません。
何故なら、下伸筋支帯がそれを防いでくれるからです。
しかし、この下伸筋支帯がズレると、関節軸のズレを防いでくれる組織がなくなるばかりか、ズレの固定につながります。
その結果、上方の関節(たとえば膝関節)でバランスを取ろうとして、その無理が再び足関節に伝わり、下伸筋支帯の自然整合を阻害し、症状を長引かせ、
足がある一定の運動量に達すると、痛みと関節周囲の腫れが発生するのです。
後遺傷害型足関節捻挫痛の施術は、
下伸筋支帯の整復と関節軸の整合です。
足関節は、狭い範囲にそれぞれに役割の違う九つもの関節が互いに軸を合わせ、且つ連携しているこの部位は、下伸筋支帯によって、その円滑さが保たれています。
従って、後遺障害型足関節捻挫痛の施術ポイントは、捻らない正しい施術で、何よりも優先しなければならないのは、下伸筋支帯の整復です。そして次に、関節軸を合わせる事です。
「足首の前の捻挫の痛み、バスケの試合に間に合いました。」