尾骨骨折後遺症 尾骨は脊椎のお守り
尾骨は姿勢調整を担っていて人間の正しい姿勢の維持に重要で、座っているときの姿勢安定の支点となり動くときのバランスをとっている。
脊椎一番下のお守り。
脳脊髄液のポンプ作用で脳や脊髄を守っている。
骨盤底筋の付着部でもあり排便や排尿に必要な力を発揮する役目をなしている。
性機能のにも関与している。
骨盤底筋の役目として内臓の重みを真下で支えている、真下で腹腔内に腹圧を高める補助をしている。
出産、腰痛に対して骨盤底筋の強化は重要。
尾骨周辺には仙骨神経が通っており筋肉や内臓、お尻、下腹部、下肢を支配している重要な神経の通り道である。
尾骨を潰して座っていると骨盤底筋障害がおき陰部神経痛や慢性前立腺炎の疾患に注意が必要です。
尾骨が奥に入るとお尻が下がり、恥骨が前に出て、仙骨、腰椎がストレートになり骨盤は後傾、膝は屈曲し胸椎が曲がって猫背。首はストレートネックの形になりやすい。
この姿勢により臓器は骨盤内で重力がかかって膀胱や腸に影響し頻尿や便秘、姿勢が前かがみなので呼吸が浅く、食道や胃を圧迫しやすく逆流性食道炎、ストレートネックで嚥下困難や脳に血流が回りにくく不眠症。
自律神経にも影響があり元気がない。
なるべく尾骨を良い状態にしておくのが肝心である。