尾骨骨折 尾骨骨折後遺症
尾骨骨折はほっとかない
尻もち後、尾骨の痛みが続いたり激痛だったりすると、「この痛みは何だ、と骨折してるんでは」と医療機関に行きますが、ほとんどが痛み止めで様子見にて尾骨自体はそのままです。
臨床上の経験から、新鮮骨折で来て整復術を施した人で治らなかった事例は今まではありません。
後遺症の事例
・レントゲンは取ったが痛み止めで改善がなく2か月経っても痛みが変わらない。
・5年も尾骨が痛くあおむけで寝れない。
・尾骨も痛いが腰痛、坐骨神経痛になった。
・便秘になった。
・軽いうつ病が重くなった。
・自律神経が乱れ汗をかきやすく熱くなる、不眠気味、不安になる。
・慢性疲労状態で気力がない。
・元気が出ない。
・残尿感や残便感がる。
・ホルモンバランスが崩れ、生理がない又は不順になった。
・勃起しなくなった。
・肛門が緩んでる感じで臭いと言われる。
・尿漏れするようになった。
尾骨骨折後遺症で来られた症状です。
私が対処できます。
原因は、尾骨にありですが曲がったことにより仙尾関節が動きがなくなりそこで背骨に影響を与え、尾骨についている骨盤底筋に影響を与え、骨盤底筋の機能障害の緊張は陰部神経の圧迫により陰部神経支配の各部位に影響し各症状を出すことになる。
尾骨骨折又は尻モチ強打していて、各症状で専門治療を受けているが改善してない人は尾骨が原因の可能性があります。
いつまでもほっとくと症状を複雑にします。(臨床上の個人の見解です)
施療は、骨盤調整、アクセス波電流、尾骨整復術、動体療法の流れになりますが症状、個人差により異なります。
期間は、新鮮骨折で週一の5回から8回くらい、後遺症では週一の2回から1年くらい。個人差、症状、居場所により異なります。週2でも毎日でも、月2回でも月一回でも症状、個人差、居場所にによって対処していきます。1回で状態が良くなる人もいますが、特に後遺症の方は症状、個人差に関係します。新鮮骨折が治るのは2か月が目安です。
尾骨骨折してからの日常の過ごし方は大事です。兎に角、治るまでは尾骨を押さないようにする。姿勢よく座る、足を組まない、寝るときは横向き、運動は控える。尾骨の痛みを控えるために歪んだ姿勢をする、寝方をするは、腰痛、坐骨神経痛になる可能性があるのでクッション等で尾骨を当たらない良い姿勢で過ごすのが肝心です。